筋交いと間柱・サッシ・床・断熱
建て方作業が終わると次に筋違いと間柱などを入れていきます。筋違いは大変重要な役割を持っており”耐力壁”と呼ばれ、地震の横揺れに対して建物を支える重要な役割を持っている部材です。これは構造計算によってバランスよく建物に配置されます。
筋交いや柱には指定の金物を取り付けていきます。このような金物を取り付けることによって接合部を強化し、より強い建物にしていきます。
下地が組めたら窓、玄関などのサッシを取り付けていきます。
建物の外部は”透湿防水シート”と呼ばれるシートを建物をぐるっと囲うように張っていきます。
このシートは大変重要な役割を持っており、これによって建物内部への雨漏りを防ぎ、且つ、湿気は外へと逃がします。
ちなみに昔の建物にはこのシートは無く、外壁によってのみ雨から建物を守っていました。透湿防水シートは、より完璧に雨漏りを防いでいるんです。
フロアーを丁寧に貼っていきます。
無垢は季節の伸びや縮みを考えて、集成材は隙間のないよう慎重に。
フロアーはドア枠の下で見切りを入れて縁(えん)が切れるやり方ではなく全部屋のフロアーが繋がっている仕様となっています。
見切りを入れる方法より手間はかかりますが、各部屋への繋がりに一体感がでます。
フロアーを貼り終わったら傷が付かないように壁の仕上がりまで養生を貼ります。
その後、壁に断熱材を入れていきます。これは外部からの熱の遮断と内部の熱の放熱(暖房やクーラーなど)を防ぐものです。
eco工房では次世代断熱材「パーフェクトバリア」を使用しています。
一般住宅は勿論、多くの学校、病院等の公共施設で使用されている世界一安全な断熱材です。